やっぱり、回線の繋がりやすさは気になりますよね?
ですが、安心してください。
ahamoはドコモ回線、povoはKDDI(au)回線なので、基本的に繋がりやすさではそこまで差が出ることはありません。
基本的に市内などで利用する場合はほとんど電波の繋がりやすさに優劣はありません。
そんなahamoとpovo回線ですが、どのくらい差なのかを比較していきたいと思います。
ahamoとpovoの繋がりやすさ比較
繋がりやすさで大事な以下の3点を比較していきたいと思います。
- 速度はどっちが速い?
- 通信エリアが広いのはどっち?
- 繋がりやすい時間帯はある?
速度はどっちが速い?
全国の平均速度(実測値平均)はAhamoの方が速いです。
あくまで全国の平均値なので、お使いのエリアの速度が知りたい場合はみんなのネット回線速度より、確認してみてください。
実際に結構速度に差があるように見えますが、大きなファイル(スマホのアップデートを行うなどGB単位のファイル)を取り扱う以外はほとんど差がわかりません。
実際、Youtubeなどを視聴するときでも、10Mbps以上出ている環境ではストレスを感じることなどは殆どありません。
ダウンロードとアップロードの全国平均
Ahamoの平均速度
下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) |
---|---|
138.74Mbps | 15.36Mbps |
ダウンロードとアップロードの全国平均
povo2.0の平均速度
下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) |
---|---|
72.04Mbps | 15.24Mbps |
一般的なスマホの使い方、検索したり、動画みたりするくらいなら、30Mbps出ていたら、速度の違いがわかる人はほぼいないと思いますよ。
通信エリアが広いのはどっち?
国内の通信エリアに関してはあまり差が無いと言えます。
AhamoはDocomo回線、povoはKDDI(au)回線を使っていて、どちらの回線も人口カバー率は99%以上と大体人のいるところは繋がるようになっています。
海外の通信エリアに関しては差が出ます。
海外で通信ができる海外データローミングに対応しているのはAhamoのみです。
povoは海外データローミングに対応していないため、2022年11月現在では海外で利用することはできません。
Ahamoの海外データローミングに関してはAhamoのページでご覧ください。
繋がりやすい時間帯はある?
エリアによって変わってくるところはあると思いますが、全国平均ではahamoとpovoの時間帯による通信速度は以下のようになっています。
ダウンロードとアップロードの全国平均
Ahamoの時間帯別平均速度
時間帯 | 下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) |
---|---|---|
朝 | 162.7Mbps | 17.61Mbps |
昼 | 81.16Mbps | 10.86Mbps |
夕方 | 147.05Mbps | 14.74Mbps |
夜 | 112.93Mbps | 13.76Mbps |
深夜 | 108.1Mbps | 13.57Mbps |
ダウンロードとアップロードの全国平均
povo2.0の時間帯別平均速度
時間帯 | 下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) |
---|---|---|
朝 | 61.66Mbps | 14.05Mbps |
昼 | 57.44Mbps | 11.89Mbps |
夕方 | 83.76Mbps | 17.2Mbps |
夜 | 55.56Mbps | 15.42Mbps |
深夜 | 85.6Mbps | 17.89Mbps |
ahamoは朝方、povoは夕方〜深夜が速度が早くなっているようですね。
平均して、しっかりと速度がでているので、どの時間帯でもストレスを感じることは両サービスとも無いでしょう。
ahamoとpovoの選び方
国内では繋がりやすさにはあまり差はないので、使い方で選ぶのが良いかと思います。
また、特殊な地域(離島や山岳部)では電波塔の位置をチェックして、より近くに電波塔があるキャリアを選ぶのが良いかと思います。
国内であれば使い方で選ぶ
使い方で選ぶというのは、現状スマホで月にどれくらいのギガ容量を使っているか?の基準で選ぶことです。
例えば、月に3~5GBくらいしか使用していないのであれば、povoの方が安くなりますが、月に100GB使うなら、ahamoの方が断然お得になります。
自分の使い方をまず知ることで、選ぶべきサービスが見えてきます。
自分の使っているギガの簡単な計算はこちらを利用ください。
離島や山では電波塔の位置をチェックして選ぶ
離島や山では電波塔の位置をチェックして、DocomoとKDDIの電波塔どちらが近いかを確認しておくのが得策です。
以下のセルマッパーというサイトでは電波塔の位置をキャリアごとに確認することができるので、参考にされてください。
ahamoとpovoを併用すると大体どこでも繋がる
最強の電波状況にするなら、ahamoとpovoを併用で利用すると、国内ならほぼ無敵の電波状態にすることができます。
離島で、DocomoとKDDIの回線はだいたい別々の場所に電波塔があったりすので、どちらかの電波が悪い時は切り替えて利用すれば、もう電波を気にするなんてことはないでしょう。
しかも、povoは基本料金が無料なので、サブ回線として持っていても金銭面的にも負担がほぼありません。
180日に一度はトッピング(課金)をしないと、自動解約になるので、一番安い330円の24時間のデータ使い放題をトッピング利用すれば、副回線として保持することができます。